Month: July 2025
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bar miyako living: 777 (triple seven)
今週は、DJによるbar miyako livingオリジナルカクテル「777(トリプルセブン)」のご紹介です。 ベースは、ハバネロを漬け込んだウイスキー。クラマトジュースにオリーブの漬け汁とオリーブオイル、そして“シナモンといちじくを漬け込んだバーボン”。辛味、塩味、仄かな甘みが静かに交差し、深みを描く一杯です。 口に広がるのは、スモーキーでビターな大人の味わい。マティーニのようでいて、より自由で、どこか危うさすら感じさせる。 この一杯が当たりか外れか、それさえも愉しむのが、大人のたしなみ。変わり映えのしない日常に、ルールのないギャンブルを試してみてはいかがでしょうか。 This week at bar miyako living, we’re featuring our original cocktail, “777”, created by DJ. The base is whiskey infused with habanero. Mixed with Clamato tomato juice, olive brine and olive oil, and a touch of fig and cinnamon bourbon. A quiet blend of spice, saltiness, and a subtle…
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cocktail: from kyoto with love
今週は、京都のクラフトジン「季の美」を使ったオリジナルカクテルのご紹介です。 クラシックカクテル「ラストワード」をベースに、マラスキーノの代わりに「季の梅」(プラムアンドベリーリキュール)を合わせ、グリーンシャルトリューズとライムで仕上げました。華やかで甘酸っぱく、それでいて静かに重みのある一杯です。 カクテル名の「京都より愛を込めて」は、オーナーの宮子が愛してやまないジェームズ・ボンドシリーズ第2作『ロシアより愛をこめて』へのオマージュ。そして、実は宮子自身も京都生まれ(育ちは違いますが)という小さなご縁から名付けました。 映画の余韻と、ほんの少しの個人的な背景を込めて。よろしければ、今週の一杯にぜひ。 This week’s original cocktail features Ki no Bi, a craft gin from Kyoto with a clean, delicate profile. A twist on the classic Last Word, this version swaps out maraschino for Ki no Bai plum and berry liqueur. Green Chartreuse and lime round it out, creating a bright, bittersweet, and layered…
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bar miyako living: usubeni
今週もJJよりオリジナルカクテル「うすべに」のご紹介です。 ウォッカ、カンパリ、サザンコンフォートとライムで作る「うすべに」は、カンパリの持つ独特な苦味とほのかな甘み、ライムジュースの酸味、サザンカンフォートのフルーティーでスパイスの効いた余韻が重なる都会的でどこかアンニュイな一杯です。気になる方はぜひお店で! This week, we’re introducing another JJ original, “Usubeni,” a vodka-based cocktail made with Campari, Southern Comfort and lime. The distinctive bittersweetness of Campari, tartness of lime and the fruit and spice notes of Southern Comfort create a complex but smooth and balanced, yet slightly melancholic cocktail, which is perfect for a quiet evening…
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non-alcoholic gin: seedlip
お酒が飲めない夜も、またはちょっと気分を変えたい夜もあるかと思います。 そんな時のbar miyako のおすすめは、3種類のイギリス生まれのノンアルコール・クラフトスピリッツ、Seedlip(シードリップ)です。 Garden 108はグリーンピースやローズマリー、タイムなどを使った、青々しくハーバルな一杯。Grove 42はオレンジ、マンダリン、レモングラスの柑橘系。明るく爽やかで、夏にぴったり。Spice 94はオールスパイスやオーク、柑橘の皮などを使ったスパイシーで深みのある味わいです。 これらは途中までジンと同じ製法で蒸留していますが、すべてアルコール・甘味料・香料不使用。トニック割りやソーダ割りで、バーらしい一杯をお楽しみいただけます。気になる方はぜひお店で! Even on nights when you’re skipping alcohol, or when you just want something a little different … bar miyako offers thee types of Seedlip, a non-alcoholic craft spirit born in the UK. Garden 108 is fresh and herbal, with notes of green peas, rosemary, and thyme.…
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bar miyako living: the undercurrent
今週はJJよりオリジナルカクテル「Undercurrent」のご紹介です。 ビル・エヴァンスとジム・ホールによる名盤『Undercurrent』から着想を得たこのカクテルは、ブランデーをベースに、薬草の香りとチョコレートのような甘みが折り重なった一杯です。繊細で力強いピアノ、そして危うさを帯びながらも洗練されたギターの音色を思わせる、複雑で奥行きのある味わいに仕上げました。 グラスの底に暗流するひとつまみの塩は、ビル・エヴァンスの人生を蝕んだアルコールとヘロインのように、少しずつ溶け出し、時間の経過とともに塩味が際立っていきます。 ピアノとクリーンなギターが織りなす、最も美しいジャズアルバム(JJの独断)を聴きながら、ゆっくりと変化する味の余韻をぜひお楽しみください。 Inspired by the iconic album Undercurrent by Bill Evans and Jim Hall, this original cocktail by JJ combines brandy, herbal aromas and a subtle chocolate-like sweetness, evoking the powerful piano and the tension-filled guitar notes prominent in the album. The pinch of salt resting quietly at the bottom of the glass…
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gin: yumarrest ramune
日本の夏といえばお祭りと花火とラムネ、ですね。 昨年ご紹介した、京都発のクラフトジン Yumarrest(ヤマレスト)のラムネ味のジンがついにbar miyako にも! 甘くてどこか懐かしいラムネの味わいに、しっかりとしたジュニパーの余韻と、48度ならではの力強さが重なり、子どもの頃の記憶と、大人になった今の味覚を静かに呼び起こします。 ソーダ割りやトニック、ソニックなどですっきりと爽やかに楽しめます。気になる方はぜひ店頭でお試しください。 今週は平日19時〜25時で営業しております。なお姉妹店の bar miyako living は、木・金をお休みとさせていただきますが、本店は金曜日まで休まず営業いたします。皆様のお越しを心よりお待ちしております。 Summer in Japan means festivals, fireworks… and ramune, that fizzy Japanese lemonade that comes in an iconic marble-stopped bottle. We’re excited to announce that Yumarrest Ramune Gin, the nostalgic-yet-bold release from Kyoto’s craft gin maker Yumarrest , is now available at bar miyako.…
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notice: july business calendar
今月の営業カレンダーのご案内です。 通常は隔週土曜日の営業ですが、今月は少しイレギュラーとなり、本日(7月12日)も営業いたします! また、7月17日・18日は2号店bar miyako livingが都合によりお休みとなります。ご不便をおかけしますが、ご了承のほどよろしくお願いします。 皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております! Here’s our business calendar for this month! We usually open on alternate Saturdays, but this month’s schedule is a little different — we’re open tonight (July 12) as well! Please also note that our sister bar, bar miyako living, will be closed on July 17 and 18. We look…
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bar miyako living: dirty manner
今週は、DJからbar miyako livingオリジナルカクテル「ダーティ・マナー」のご紹介です。 ドライベルモットとシェリーの上品な風味に、オリーブの漬け汁を合わせた、滑らかな味わいのカクテル。一見すると上品なのに、ひと口飲めばその塩気と旨みに、不意を突かれるはず。 ドライで軽やかながら、輪郭のあるこの一杯は、どこか気取った雰囲気の中に、少しの毒っ気を忍ばせたような味わい。 クラシックには程遠い1杯をbar miyako livingでぜひお楽しみください。 This week at bar miyako living, DJ brings you an original cocktail, “Dirty Manner”. A smooth and savory mix of dry vermouth, sherry, and a dash of olive brine.It looks refined—but one sip, and its subtle saltiness and depth will catch you off guard. Dry and light,…
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gin: ki no tea & ki no bai
すでに bar miyako では、京都生まれのドライジン「季の美(KI NO BI)」をこよなく愛する常連さんも多いですが、今週は同じ京都蒸留所が手がける「KI NO TEA(季のTEA)」と「KI NO BAI(季の梅)」をご紹介します。 「KI NO TEA」は、宇治の老舗茶舗とのコラボから生まれた、日本茶の香りが際立つユニークなドライジン。やわらかな甘みに爽やかな柑橘、きりっとしたジュニパー、そして最後の緑茶の余韻が印象的です。 一方、「KI NO BAI」は、「季の美」ジンをベースに、北海道産ハスカップと京都産の希少な梅「城州白」を漬け込んだ、プラム&ベリーのリキュール。鮮やかな色合いと独自の酸味が特徴で、梅酒ともスロージンとも異なる、新しい和洋折衷の味わいが楽しめます。 今週は、このふたつを使ったオリジナルカクテルもご用意しています。気になる方は、ぜひ bar miyako にてお試しください! 今週は平日の19時〜25時まで営業しております。皆様のお越しを心よりお待ちしております。 Many of our regulars already know and love KI NO BI, the Japanese dry gin born in Kyoto. So this week, we’re excited to introduce two more creations from the same Kyoto Distillery: KI…